2012年2月28日火曜日


『シッコモーロー博士』吾妻ひでお著/サンコミックス/1976年


先日、名古屋の古書店で購入。『失踪日記』で復活を遂げられた巨匠の初期作品集。私は80年代から先生のファンでしたけども初期の作品はあんまり読んでなかったんです。これは初見でした。(はい、モグリなんです。)
やー、凄いです。おもしろい。不条理でかつハイテンション。ギャグてんこ盛りです。ゴーカンやらヒトゴロシやらカニバリズム、やばいネタがよくもこんなにと思うほど次々に出てきますね~w とてつもなく不謹慎極まりないのですが、全然陰湿な感じがなくカラカラと笑わせてくれます。このセンスで昭和51年発行だからな~吉田戦車や松本人志のはるか先を行ってたわけで、こうして振り返れば、やっぱり先生は最先端のエンターテナーでいらしたわけですね。やっぱり凄いや。(部員M)

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